米CPI加速でAI株に売り、ASMLは需要見通しを確認
米国の9月消費者物価指数は前年同月比3.7%上昇し、米AI関連株には売りが広がりました。ASMLの7〜9月期は増収増益となり、日本による米半導体工場への投資計画も伝わりました。
情報確認:
目次 4本のニュースと市場データ

かぶ日和の朝刊|要点・事実・解説を分けて、次に確かめたい材料まで整理します。
米9月CPIは前年比3.7%上昇、ガソリン高が押し上げ
発表・出来事:
米国の9月消費者物価指数は前月比0.6%、前年同月比3.7%上昇しました。
何が起きたか
米労働統計局が10月14日に公表した9月の消費者物価指数は、季節調整済みで前月比0.6%上昇し、前年同月比では3.7%上昇しました。
ガソリン価格は前月比9.1%上昇し、総合指数の月次上昇分の半分超を占めました。食品とエネルギーを除く指数は前月比0.3%、前年同月比2.6%上昇しました。
米AI関連株に売り、NASDAQ総合は1.88%下落
発表・出来事:
予想を上回る物価指標とAI投資への警戒から、米国の半導体・AI関連株が下落しました。
何が起きたか
10月14日の米国市場ではS&P 500が1.11%安、NYダウが0.09%安、NASDAQ総合が1.88%安で終えました。
ロイターによると、フィラデルフィア半導体指数は4.3%下落して6営業日続落しました。Oracleは8.8%安、CoreWeaveは15%安、Nebius Groupは10%安となり、AIインフラ投資の採算性への懸念が重荷になりました。
ASMLの7〜9月期は増収増益、AI向け需要を確認
発表・出来事:
ASMLの7〜9月期売上高は116.62億ユーロ、純利益は49.60億ユーロとなりました。
何が起きたか
ASMLが10月14日に発表した2026年7〜9月期の売上高は116.62億ユーロ、純利益は49.60億ユーロ、粗利益率は57.5%でした。前年同期の売上高75億ユーロ、純利益21億ユーロを上回りました。
会社は10〜12月期の売上高を142億〜152億ユーロ、2026年通期を440億〜450億ユーロと予想しています。これらは実績ではなく会社見通しです。AI需要を背景に顧客の関心は強い一方、2027〜2028年の供給能力が需要に届かない可能性にも言及しました。
日本、米半導体工場へ最大約210億ドル投資と報道
発表・出来事:
日本がGlobalFoundriesの米国半導体工場に最大約210億ドルを投資する計画だとロイターが報じました。
何が起きたか
ロイターは10月14日、日本がGlobalFoundriesのニューヨーク州の半導体工場へ最大約210億ドルを投資する計画だと報じました。日米の共同計画で、最大2工場を同社が運営するとしています。
報道によると、最初の工場は2026年中の建設開始、2029年の生産開始を想定しています。現時点では将来計画であり、稼働実績ではありません。
主要指数の終値
| 指数 | 終値 | 前営業日比 | 取引日 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 日経平均 | 67,744.29 円 | -33.23 円 / -0.05% | 日本経済新聞社(日経平均プロフィル) | |
| S&P 500 | 7,718.94 pt | -86.51 pt / -1.11% | ロイター | |
| NYダウ | 51,621.48 ドル | -48.62 ドル / -0.09% | AP通信 | |
| NASDAQ総合 | 26,692.87 pt | -511.51 pt / -1.88% | AP通信 |
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