米株最高値、日銀の物価姿勢とAI向け供給・電力を確認
米国株はS&P 500とNASDAQ総合が最高値を更新。日銀総裁の物価・金利に関する発言、AMDの2027年供給拡大計画、米国のAIデータセンターを背景とした電力需要見通しを整理します。
情報確認:
目次 4本のニュースと市場データ

かぶ日和の朝刊|要点・事実・解説を分けて、次に確かめたい材料まで整理します。
S&P 500とNASDAQ総合が最高値、決算期待へ関心移る
発表・出来事:
10月6日の米国株は主要3指数が上昇し、S&P 500とNASDAQ総合は最高値で終えました。
何が起きたか
ロイターによると、S&P 500は0.58%高の7,818.95、NASDAQ総合は0.45%高の27,599.79、NYダウは0.49%高の51,521.04でした。原油価格の安定と米長期金利の低下が支えとなり、S&P 500の11業種ではヘルスケアを除く10業種が上昇しました。
米商務省の発表を受け、8月の貿易赤字は前月比13.7%拡大しました。一方、10月の米利上げ確率は約19%まで低下し、市場の関心は翌週から本格化する7〜9月期決算へ移っています。
日銀総裁、基調的物価を2%程度に安定させる重要性を強調
発表・出来事:
植田日銀総裁は、基調的な物価上昇率を物価安定目標の2%程度に定着させる重要性が高まっていると説明しました。
何が起きたか
植田総裁は10月6日の全国証券大会で、経済・物価が見通しに沿って推移すれば、金融緩和の度合いを調整していく方針を改めて示しました。景気は緩やかに回復し、企業の業況感は良好な水準にあると説明しています。
ロイターによると、総裁は9月の利上げ後も金融環境は緩和的で、経済活動を支えているとの認識を示しました。次回の金融政策決定会合は10月29〜30日に予定されています。
AMD、AI需要を受け2027年の半導体供給を大幅拡大へ
発表・出来事:
AMDのリサ・スーCEOは、AI需要に対応するため2027年のCPU・GPU供給を大幅に増やす計画を示しました。
何が起きたか
ロイターによると、AMDは2026年を通じて供給を増やしており、2027年にはさらに大幅な拡大を計画しています。スーCEOは台湾でFoxconnと会談し、TSMCともCPU・GPUの増産について協議する予定です。
同社はメモリー供給の確保に向けて韓国企業とも連携しています。これは需要予測に基づく供給計画であり、実際の販売数量や利益を保証するものではありません。
米電力需要、AIデータセンターを背景に2026・27年も最高更新予測
発表・出来事:
米EIAは、AIデータセンターなどを背景に米国の電力需要が2026年と2027年に最高を更新すると予測しました。
何が起きたか
米エネルギー情報局(EIA)が10月6日に公表した短期エネルギー見通しでは、米国の電力需要を2025年の4兆1,950億kWhから、2026年に4兆2,880億kWh、2027年に4兆3,560億kWhへ増えると予測しています。
EIAはAI・暗号資産向けデータセンターと電化を主な要因に挙げ、2026年の卸電力価格は平均52ドル/MWhと、2025年比11%高くなる見通しを示しました。いずれも10月1日時点の前提に基づく予測です。
主要指数の終値
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