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投資用語

時価総額とは|株価だけで企業の規模を比べない

1株500円の会社と5,000円の会社。株価だけでは企業の市場評価の大きさは比べられません。株式数との関係を仮の数字で確認します。

公開 更新 約2分かぶ日和

内容・出典の確認:

先にポイント

時価総額は株価に株式数を掛けて求める、市場で評価された株式全体の金額です。株価が低いことと、企業が小さい・割安であることは別です。

目次 4項目

株価と株式数をセットで見る

ある銘柄の時価総額は、その時点の株価×株式数で求めます。株価は1株の値段なので、発行されている株式数が違う会社を、株価だけで比べることはできません。

株価500円の会社の方が大きいこともある

この例では1株の価格が10分の1のA社の方が、時価総額は10倍です。少額で買えるかを調べるときは売買単位も必要で、市場評価の規模とは別の問いになります。

架空の会社株価 × 株式数時価総額
A社500円 × 1億株500億円
B社5,000円 × 100万株50億円

株式分割で株数が増えたら

単純化した例として、1株1,000円・100万株を1株から2株に分割し、価格が理論上500円になれば、200万株×500円で時価総額は10億円のままです。分割しただけで企業全体の価値が倍になるわけではありません。

実際の価格は売買で変わります。また新株発行など株式数が変わる場面では、過去と現在の株数や価格を混ぜないようにします。

大きい会社なら割安・安全とは限らない

時価総額は売上、現預金、純資産の額ではありません。業績や将来の期待をどう評価しているかを考えるには、利益など別の情報が必要です。

比較するときは株価と株式数の基準日、自己株式の扱い、対象の株式種類をそろえます。データ提供元によって定義が違う場合は、その注記も確認してください。

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